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犬・猫の夏バテについて

「犬・猫の夏バテについて」


日本は四季があります。日本人は、その四季折々の気温や湿度、天気や風景と一緒に生活しております。食べ物に関しましても、旬な食材を楽しんだり、夏はかき氷で冬は鍋料理など、季節の移り変わりとともに生活スタイルを変化させています。「旬な食べ物は健康に良い」という話は良く聞きます。雑食である人間は、多様な食材を摂ることが出来るので、季節に応じて、その日の体調に応じて、食べる物を選ぶことが出来ます。しかし、犬・猫は肉食の動物ですので、その日、その季節に応じたものを摂る事は出来ません。人間のエゴなのかもわかりませんが…季節に応じてフードを変化させてあげると、コンパニオンアニマルにとって、より一層、健康的な生活が送れるのではないかと思います。

そこで、夏本番前のこの季節、気を付けて頂きたい「夏バテ対策」をペットフードメーカー視点で記載させて頂きます。

夏バテの要因は大きく分けて2つあります。

まず1つ目、暑い日は、空調の効いた部屋に居たいものです。涼しい部屋の中と、蒸し暑い外。この気温と湿度の差を体が、自律神経を乱れさせ、適切な体温調整が出来なくなることで、全身の倦怠感・思考力低下・食欲不振・下痢・便秘などをまねき、時に頭痛・発熱・めまいを伴うこともあります。自律神経とは、体の不随的に起こる反射のような事象のことで、アドレナリン、ノルアドレナリンとアセチルコリンというホルモンによって、命令が下され、「光が当たれば瞳孔が収縮する」や「寒さを感じると毛穴が収縮し鳥肌がたつ」などの生体反応です。「暑いと感じれば毛穴を開き発汗し、体温を下げる」というのも自律神経の働きです。体の反応が起こるべき時に、起こらなくなってくることが自律神経失調症。それが夏の暑さで起こることが夏バテと言われています。夏バテを改善するには、まず第一には、室内外の気温の差を少なくし、自律神経を混乱させない事。後は食生活です。ビタミンB12(シアノコバラミン)は、神経の働きをスムーズにします。海藻類に多く含まれています。また、ホルモンはタンパク質から合成されます。どんなに暑い日でも、肉や魚をしっかり摂り、ホルモンの合成をしっかり行わせることが重要になります。

2つ目は、人間は夏、暑いからと、そうめんやざるそば、サラダなどさっぱりした物ばかり口にするようになります。夏の間、どんなご家庭もその傾向はあると思います。そうめん・ざるそば・サラダと並べて描いてみるとある共通点が見られます。タンパク質が極端に少ない点です。タンパク質が極端に少なくなっている食生活が、暑い盛り、残暑も含めると7月~9月末ほどまで続くとするとどうなるかという話です。タンパク質は胃、腸でアミノ酸まで分解され、小腸から吸収されたのち、肝臓他、色々な部位で色々な組織に作り変えられ、体そのものになっていきます。長期間、タンパク質の摂取が低下していると、組織の合成と体の修復が追い付かず、体がボロボロになっていきます。ボロボロになって、体調に現れてくるのが秋口、それが夏バテです。どんなに暑くても、どんなに食欲が無くても、タンパク質を少量でもとり続けることで、夏バテを回避できると思います。

また犬・猫は全身を毛でおおわれておりますので、人間以上に体温調節が苦手です。そう考えると、食も細くなりますし、少しの運動でも代謝がすすみ、エネルギーを消費します。人間でも夏バテが多いのですから、脂質、タンパク質の消費量が人よりも多い、犬・猫はさらに夏バテは気にしてあげた方がいいかもしれません。

今後、ますます気温が上がり、湿度が上がり、犬・猫にとって一番つらい季節がやってきます。良質な高タンパクフードで、夏バテ対策をしっかりとしてもらい、免疫力が重要となる冬場につなげて頂きたいと思います。


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シニア犬特集

【シニア犬対策】

現在、市場に出回っています、シニア用ペットフードの割合として、過去5年間で5倍 になったというデータもあるほど、シニア用ペットフードを必要としているペットが増えております。それに伴いまして、シニア用のペットフードの商品ライン ナップが続々と開発・生産され、多様なコンセプトを持ったこだわりのあるフードが出回っています。並行して、「シニアの犬・猫にはどのようなフードを選べ ばいいのか」というお問い合わせが非常に増えています。長い年月を共に生活をしてきた家族にとって、最上のフード選びが出来るよう、御活用いただけました ら幸いです。

■食欲の減退

人間も同じですが、老いてくると運動量が減ってきます。そうすると筋肉量が減り、基礎代謝量が減ってきます。必要な栄養価が減ってきますので、必然的に食が細くなってきます。想像しやすいと思いますが、食が細くなれば摂取できる栄養価も減ってくるため、少量でも高い栄養を摂ることが出来るフード選びが重要になります。糖質、脂質、タンパク質の3大栄養素を豊富に摂取することが重要になりますが、とりわけ犬にとって脂質とタンパク質の摂取は特に重要な項目です。脂質のエネルギー効率は非常に高く、1gあたり9で、かつ、犬は人よりも素早くエネルギーに変換できます。少量で活動の為のエネルギーを得るために必須な栄養素です。タンパク質は体を構成するすべての組織の材料となる栄養素です。筋肉はもちろん、骨、臓器、皮膚、毛などの生体としての土台を形成するものになります。タンパク質の量が、健やかな生活を送っていける重要な栄養素になるのです。


■骨が弱くなる

骨 が弱くなってくるのも必然ではあります。人間でもカルシウムの摂取は重要であることは良くご存じだと思います。骨の健康を維持するのにカルシウムの摂取は 非常に重要です。骨の成形の仕組みは、まず、骨の原型になる軟骨が成形され、その軟骨部分に骨芽細胞が現れます。その骨芽細胞が軟骨部分をカルシウムやリ ンを使って骨化させていきます。この軟骨部分がしっかり成形されないと骨自体が成形できなくなることになります。軟骨は体の部位に関わらず、タンパク質か ら合成されます。体内のタンパク質量が豊富でないと、骨の元を作ることが出来ないのです。タンパク質の摂取をしっかり意識して頂き、健康な骨を維持できるように心がけてください。


■筋肉の衰え

「食 欲の減退」の部分で記載したことと重複にはなりますが、運動量が減ってくると筋肉量も減っていきます。運動量を増やすことが筋肉量を増やすことになるので すが、筋肉の材料が無くてはどうしても筋肉量は増えていきません。筋肉の材料となるのはタンパク質のみです。良質な高タンパクフードが最良と言えるでしょ う。食の細くなったシニアのペットにとっては少量でも、しっかりタンパク質の摂ることが出来るフード選びが大切です。ここで補足ですが、「良質な高タンパ クフード」と前述しましたが、良質である事に重要性を記載いたします。良質というのは新鮮である事とアミノ酸スコアが100に近い事が条件になります。アミノ酸スコアとは、必須アミノ酸の含有量が十分であるかの指標です。犬の必須アミノ酸は現在10種類(猫は11種類)存在しますが、この必須アミノ酸は1つ でも不足すると、全ての必須アミノ酸の機能が低下します。全てが十分に含まれることが重要です。さらに、必須アミノ酸は生体内で合成が出来ません。食事に よって、摂取し続けなければならないのです。タンパク質が良質であればあるほど、代謝の際に現れる窒素の量も減少します。この窒素は、腎臓で濾過され、体 外に排出されますが、量が多ければ自然と腎臓の負担が多くなります。シニアの犬・猫は臓器の働きも衰えていますので、なるべく負担の少ないフード選びも重 要になってきます。良質なタンパク質を多く含むフードで、筋肉をしっかり作り、しかも負担の少ないフードを勧めて頂くと、コンパニオンアニマルにとって、一番喜んでいただけるのではないでしょうか。


■視力の低下

人 もしかりですが、なるべく長い間視力は維持していきたいものです。年齢を重ねるとどうしても視力の低下は否めません。物が見えていることは、光を感じてい ることと同義です。生体が光を感じるプロセスについては、目を形作っているガラス体の内側に網膜が張り付いており、この網膜にはオプシンというタンパク質 がたくさん存在しています。このオプシンは、目の周りの毛細血管から入ってくるビタミンAとくっつくことで、ロドプシンに変換されます。常に網膜にロドプ シンが多く含まれることになるのです。目の中に光が入ってきて、このロドプシンに光が当たったとき、ロドプシンはオプシンとビタミンAに再度分解されま す。この分解をシグナルに視神経で光を感じたことを脳に伝達します。目の為に重要な栄養素は、たくさんありますが、まずはしっかりとタンパク質を摂り、常に十分なオプシンの量を維持できるように心がけて頂きたいと思います。


■関節炎

特 に大型犬で多い症例ではないでしょうか。また、特定の犬種、描種にも多い症例です。関節に炎症が起きてしまう事で、痛みを感じ、うまく歩けなくなってしま う病気です。炎症が起きるプロセスは単純に、軟骨がすり減り、骨通しが擦れることで、周りの細胞が傷つけられ、それを修復しようと細胞が熱を持ってしまう という流れがあります。そうなる前に軟骨の修復を早めることが出来れば、炎症までならずに済みます。この軟骨の成分は、ヒアルロン酸、コラーゲン、グルコ サミン、コンドロイチンです。グルコサミン、コンドロイチンは健康食品でも出回っていますので良くご存知の方が多いですが、ヒアルロン酸、コラーゲンも非 常に重要な成分です。軟骨の成分の4種類は、全て、タンパク質から合成されます。タンパク質を豊富に含む食事を摂り続けることで、軟骨の細胞を必要なときに、必要な分だけ作ることが出来るようになります。タンパク質をしっかり摂り続け、年齢を重ねても元気に走れるように意識してあげてください。


■軟便傾向

胃 腸の働きの悪化も老化が進むと否めなくなってきます。蠕動運動が緩やかになってくることから、外に押し出す力が弱まってきます。この働きは、人間でも同じ ですが仕方のないことではあります。蠕動運動の機能が低下すると、消化吸収の効率が低下していきます。どれだけ食べても、吸収が追い付かなることで、生半 可の状態で体外へ排出されることに繋がります。しかし、必要な栄養素は必要な分だけ吸収できなければ、体全体が衰えていきます。少量で、栄養価の高いフード選びが重要になります。とりわけ、年齢を重ねていても必要なタンパク質の量は減らすことなく与えて頂きたいです。体の構造を維持するために、意識を欠かさないようにお願い致します。


■毛艶が悪くなる

シ ニアのコンパニオンアニマルの毛艶についても重要視される飼い主様が非常に多いです。毛を構成している主な成分はケラチンと言われるタンパク質です。タン パク質の摂取量が足りなくなると、正常な毛を作ることが出来ず、不完全な毛となり、毛艶が悪くなっていきます。また、毛の細胞の周り、細胞膜の形成に重要 な成分に、オメガ3、オメガ6があります。これらは必須脂肪酸とよばれ、細胞膜の材料になります。タンパク質と、必須脂肪酸を豊富に含んだフード選びが、年齢を重ねても生き生きとした毛艶を維持することに繋がるのです。


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