フードの白い付着物について
アカナアダルトドッグの 粒の白い付着物についてのご報告 |
下記写真の付着物は、先日同製造番号の商品にて本件と酷似したお問い合わせがあり、その際の結果では付着物はカビである可能性が高 く、下記の写真も 発生原因といたしましては調理工程中の水分活性値の調整の不具合ではないかと の回答でした 。しかし同賞味期限の商品でも発生していない商品もあり、引き続き調査しておりましたが発生の明確な原因は不明でございました。 アカナフードの水分活性値(*1)とドライフードの性質から、万が一カビであった場合でもカビ毒であるマイコトキシンなどの発生は認められず、ワンちゃんの健康に悪影響を及ぼす可能性は限りなく低いと思われます。 尚、本件において、現在のところ本製品を食べたことが起因によるお客様からの健康被害等の報告はございません。 また、原材料由来の成分が結晶化し、フードの粒の表面に白い粉状のものが付着していることがございますが、この場合は品質に問題はございません。 今後は再発防止の為に調理工程中の水分量と水分活性値を一定に保つよう必要な調整を施し、新しい操作手順を導入して参ります。 弊社といたしましてもより一層商品管理を徹底し、ご安心して愛犬に与えていただけるペットフードを提供できますよう、努めていく所存でございます。 これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げす。 |
(*1)水分活性(値) 水分活性(値)とは食品中の自由水の割合を表す数値で、食品の保存性の指標とされます。 ペットフードなどの食品に含まれる水分は結合水と自由水です。 結合水はたんぱく質や炭水化物などの食品成分と結びついている水分です。 対して、自由水とは食品成分と結びついていない水分です。 自由水は温度や湿度により変化しやすく、この自由水の多寡が微生物の繁殖に関与します。 水分活性値が 0.85 以下の商品では病原菌は発生せず、またカビ毒であるマイコトキシンを発生させることはないといわれております。 アカナは通常、水分活性値を毒素を産生する代表的なカビのほとんどが発生しない数値である 0.7 以下に保っています。 有限会社アカナファミリージャパン
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